






SOLD OUT
今井麗『gathering』2nd edition
2018年に発売した1st editionと掲載内容は同じです。
表紙のパイナップルの絵を桃の絵に変更。
箔押しをピンクに変更して再発売いたします。
*領収書が必要な場合は、その旨を備考にご記入ください。
*配送方法は「ゆうメール」または「ネコポス」です。ポストに投函されるか、入らない場合は宅配員が玄関口までお届けする郵送方法となります。
*おひとりさま1冊のご購入をお願いしております。
*サイン本は売り切れとなりました。ご理解いただけますと幸いです。
A4判変型(H204☓W254)/ハードカバー・クロス装/オールカラー80P/掲載作品点数37点/デザイン村橋貴博(guse ars)/プレンティングディレクター熊倉桂三(山田写真製版)/
ISBN978-4-9908859-2-2 C0071
1982年生まれの画家・今井麗は、今最も注目を集める若手作家のひとりです。油絵を唯一の表現方法とし、トーストや果物といった食べ物シリーズでは、明快で、軽やかな世界を。不思議なオブジェたちが並ぶ《ギャザリング》シリーズでは、非日常の怪しさやオブジェの組み合わせが生むユニークな間を描いてきました。
初となる作品集では、600点以上に及ぶ過去作の中から作家自身が30点余りを厳選。さらにこの作品集のための新作を加え、代表作のトーストシリーズから、今年に入って重点的に描き始めたステンレスシリーズまでを収録する充実の内容となりました。
デザインを手がけたのは、アートユニットguse arsとしても活動する村橋貴博。村橋のコラージュ作品に漂うクラシカルなイメージと、今井が憧れる西洋絵画の世界に共通点を感じ、この度の装丁を依頼しました。印刷は富山にある山田写真製版で行い、高彩度のカレイドインクによって透明感のある発色に仕上がっています。
今井麗の作品は、キャッチーなモチーフやシンプルな構図が、一見して現代らしい表現に思えます。しかし、その絵を前にして気づくのは、古典絵画に通ずる油絵の確かなテクニックです。トーストの上のバターが、可愛らしい表情のクマのぬいぐるみが、いかに少ないタッチで的確に描かれているか。絵の具が乾く前に描き切るというフレッシュな世界観と、そこから放たれる、生命力に溢れた光を、画集を通して楽しんでいただければ幸いです。